食器・キッチンウェア・ハウスウェアの輸入・国内卸業のリーディングカンパニー ギャラックス貿易株式会社様が、インテリア・デザインのための国際見本市「インテリア ライフスタイル2024」(東京ビッグサイト)に出展されました。
同社が正規代理店として輸入・国内卸販売を手掛ける3つのブランド『Cutipol(クチポール)』、『LIND DNA(リンドディーエヌエー)』、『ICHENDORF MILANO(イッケンドルフ ミラノ)』を紹介。
わたしたちは展示ブースの設計・施工をお手伝いいたしました。
クライアント様と共に、どのようにしたら商材を美しく見せられるか、どのような展示手法、施工方法で実現できるか細かく追求しました。
3ブランドの注目商材が集合したアイキャッチとなる壁。
垂直の壁面に、『Cutipol』のカトラリー、『LIND DNA』のマットコースターとプレート、『ICHENDORF MILANO』のグラスをディスプレイ。
各ブランドでゾーン分けをし、商材に合わせた展示を行いました。
『ICHENDORF MILANO』のコーナーは、ガラス商品の繊細さ、輝きを引き出す壁面展示をご提案。
間接的な光の当て方に工夫を凝らし、掘り込み式棚にはバックライト、棚板式の飾り棚には棚下照明を施しています。
また同社からのリクエストである、すりガラス調プレートを用いた間仕切りで、奥の商材のシルエットが透けて見える演出を忠実に再現しました。
カトラリーのトップブランド『Cutipol』と同社は、日本が誇る伝統の技を融合させる和菓子専用のカトラリーを発案。
文化や伝統を未来へと紡いでいく架け橋になりたいとう想いのもと、2年半の歳月をかけてつくりあげた商品のお披露目となる展示です。
黒一色で統一した展示台が、和の色合いとフォルムを際立たせました。
アイキャッチとなる壁面の裏側には、『LIND DNA』マット・コースターのカットサンプルを展示しました。
来場者に持ち帰っていただくことを前提に、サンプルを手に取って実際の素材感を確かめやすいようにフックで吊り下げました。
会期後は展示什器をそのまま同社オフィスに展示し、場所を変えて有効活用されています。
ブース制作期間中にはクライアント様に弊社の木工制作所へお越しいただき、どのようにしたら商材を美しく見せられるかをたくさん議論し、ブース造作に落とし込みました。
ご担当者様に商材のレイアウトを細部までこだわってディスプレイをしていただいた後、その場で接地面を固定。ガラスや陶器などの壊れやすい商材の保護のため、専用の梱包箱を作成して大切に扱い、会場への輸送・搬入作業に臨みました。