■骨格ができるまで
平成28年から足掛け4年をかけて、この貴重な化石の成形から不足部の再現、その後の成型と骨格組立、吊り展示に至るまでの一連を担当させて頂きました。
「アキシマクジラ」の全身骨格復元は、当施設の重要なシンボルとしてメインエントランスに飾られております。
全身骨格復元においては、群馬県立自然史博物館の長谷川善和名誉館長と木村敏之先生によりご監修頂きました。
化石の状態検査、取扱方法、補強作業、成形における注意点、成型後の骨格組の関節位置や姿勢の指示など多くのご指導の元、慎重に作業を進めました。