ベビースターラーメンで有名なおやつカンパニー様工場の向かいに2019年に開園したテーマパーク「おやつタウン」。
弊社はその内装仕上工事や演出造作に関する設計・施工を担当させて頂きました。
この施設は工場見学一体型テーマパークというコンセプトで作られており、おやつカンパニー様のキャラクターが生み出す世界観の中で楽しむだけでなく、ベビースターラーメンができるまでの製造過程も見学できる教育的な施設としても活用されています。
弊社の施工部床面積は2000㎡を超え、その中にある体験型アトラクションやステージ、フードコート、お土産コーナーなど各コーナーを構成する造作物を製作しました。
各コーナーはおやつタウン様とプランナーの方が協議をして内容を決めるのですが、今回私たちは頂いたイメージパースをどうやって実際の空間で再現するか、という実施設計から関わらせて頂きました。
実施設計においては様々な来場者がいらっしゃるので魅力的な空間であることに加え、使いやすい・安全・壊れにくい、といったとも考える必要があります。また、法的な規制のため実現が難しいケースもありますし、見栄えは良いけれどコストがかかりすぎてしまうケースもあります。
このような様々な課題について解決策をご提示しながらテーマパークとして大事な要素をいかに実現させるのかを考え続けました。
ベビースターラーメンのキャラクターであるホシオくんのカラーリングで展開し、来場者をわくわくさせるおもちゃ箱のような空間になっています。
イベントが行われるステージは南欧(プロバンス)風の家をモチーフに、明るくカラフルなレンガを入れることで非日常感を演出しています。
ヨーロッパのアーケードをモチーフに様々なお店が連なる作りとしました。
お土産を選ぶという高揚感をさらに高め、最後まで楽しんで頂けるよう演出されています。