2022年1月に東京ビッグサイトにて開催された第6回スマート工場EXPOにおいて、株式会社オージス総研様ブースの設計・施工を担当させていただきました。
主な出展内容は、工場などの生産現場で使用される『アナログメータ』を可視化するloTソリューションの紹介です。また個別提案へつながる顧客発掘を目的とした出展のため、訴求ターゲットへ効果的なアプローチができるブース設計が課題となりました。
これらの出展目的とご要望をふまえ、訴求ターゲットが出展内容を一目で理解できるデザインと、製品の説明からヒアリングまでスムーズに行えるブースをご提案しました。
他社ブースと差別化したカラーリングや、出展内容を象徴するモチーフを用いた造作やグラフィックで構成し、効果的に来場者の視線を集めるブース設計となっています。
ブース壁面全体に製品説明のグラフィックを展開。製品キャラクターから着想を得た「タコ墨」をモチーフとし、スミ黒を生かす「イエロー」をアクセントカラーとしました。
他社ブースとの差別化を狙い、色の作用を活かしたグラフィックデザインになっています。
製造業に携わる来場者に向けて、工場向けIoTソリューションを効果的に訴求するため、「工場」を空間テーマとしました。
出展内容を象徴する「アナログメータ」をモチーフとした行灯サインをブースのメインコーナに配置。ソリューション紹介動画と合わせてアイキャッチとしました。製品展示やデモを行う展示台も「ベルトコンベア」を模して造作し、工場空間を表現しています。
その場で即座に出展内容を伝えられる手持ちの説明パネルは、通路を往来する来場者にブース付近で足を止めてもらうためにも効果的なアイテムです。
通路での説明は時間が限られる場合が多いため、コンパクトかつ簡潔でわかりやすいパネルをご提案させていただきました。