恐竜が大好きな子どもたちにとって、全国各地で開催される恐竜展や博物館で展示を見るのは楽しいものです。恐竜展示の舞台裏を支えてきた私たちは、「恐竜の基礎知識」「恐竜展の舞台裏」を知ることで、恐竜に会いに行くことがさらに楽しくなると考えています。そのような思いから、プレ学習サイト『恐竜+(プラス)』を運営し、恐竜の魅力をお届けしています。
そしてこの度、小学生を対象としたワークショップ型イベント『きて・みて・さわって!恐竜教室』を企画・開催いたしました。
私たちが考えてつくる『恐竜教室』は、きて、みて、さわって、楽しみながら恐竜知識に触れられるワークショップ型イベントです。
2023年8月開催のイベントでは、特殊な展示物の取り扱いや標本調達・手配、輸送、組み立てや解体など、専門的な技能を持ち合わせた恐竜展示のスペシャリストが登場。
子どもたちの目の前で全身骨格標本を組み立てながら、どんなもをの食べていたか、どんな歩き方していたかなど、最新の研究結果に基づくお話を紹介しました。
座学とライブ組み立てのあとは『タッチ化石』の時間。好きな標本を手に取り、思い思いに観察する姿がみられました。
一部、未就学クラスでは親子で取り組む工作系ワークショップを組み込み、子どもと一緒に大人も楽しく学べるイベントとなりました。
夏休みの自由研究に活かせるプログラム構成やワークブックのお土産は、保護者の方からも大好評。
通常はなかなか立ち会えない全身骨格標本の組み立てを間近で見られたり、実際に化石に触れて観察できるなど、参加したお子様からは「楽しかった」「また参加したい」という声を数多くいただきました。
講師の話を聞き逃すまいと熱心に鉛筆を走らせる子、終わりの時間が来るまで何枚も何枚も観察記録をつける子、恐竜の生態について講師も驚くほど専門的な質問する子。恐竜のことがが大好きな⼦どもたちの好奇⼼は尽きることがありません。
子どもたちの想いを叶える空間とは何か、恐竜展示の舞台裏を支えてきた私たちはさらなる発展に向け、これからも挑み続けます。