ビジネス展示会や見本市への出展を検討するにあたり、出展先の選定に悩む企業様も多いのではないでしょうか。選び方を誤るとターゲットに適切に届けられなかったり、求めていた成果を得られなかったりなど、出展に不慣れなだからこそ慎重になっているご担当者様も少なくありません。
しかし検討するべきポイントを整理していくと、自社に合った展示会を選ぶことができます。出展の担当者様は、以下の出展先の選び方を参考にしてみてください。
目次
まずは自社の事業戦略において、展示会出展にどのような意味を持たせるのかを整理します。
展示会に出展することで、業界や来場者に何を伝えたいかを明確にするのが重要です。せっかく多くの予算をかけて出展しても、来場者に伝わらなければ出展した意味がなくなってしまいます。展示する商品・サービスを、事前に整理しておきましょう。
自社、または出展を検討している事業は何を達成したいのかを明確にします。
効果的な展示会出展と売上につながる商談を叶えるために、ターゲットとなるお客様を分析しましょう。
自社がすでに取引のある顧客を分析します。業界・業種だけでなく、どんな役職の人が決定権を持っているかを整理しておくことも大切です。
また、過去に商談がスムーズに進んだ相手の
親しい関係性のある取引先や過去の顧客に「どんな展示会に行くか」を聞いてみるのも良いでしょう。自社が求めているお客様が
競合他社が展示会に出展している場合、自社が実際に出展した際のライバルとして意識することになります。
出展の検討をする際には業界の動向も重要な判断材料となりますので、事前にリサーチしておきましょう。
競合他社が参加している展示会へリサーチに行きましょう。多くの企業は展示会出展にあたり自社のウェブサイトやSNSで出展告知していますし、展示会主催者のWEBサイトでも出展社が公開されています。
競合他社が出展している展示会の来場者層が、自社にとっての有望な顧客の可能性があります。競合他社のブースにはどんな来場者が訪れているのか、またどんな相手と商談しているかを観察してみましょう。
業界誌やウェブメディアで最新のトレンドをチェックすることで、ニーズが高まっている分野を探るヒントになります。業界セミナーや勉強会に参加することで得られる情報もあるため、出展に向けた判断材料になります。
業界の展示会の情報が集まってきたら、展示会主催者の公式サイトや報告書で来場者属性をチェックしましょう。業界、職種、役職などのデータが掲載されていることが多いため、自社が狙いたいお客様が来る展示会かどうかを判断する材料になります。
気になる展示会や類似の展示会があったら、実際に行ってみるのがおすすめです。
ここまで出展する展示会の選び方を紹介してきましたが、展示会の知識に自信がない、出展するかどうかの判断自体が難しいと感じている企業様や、ご担当者様もいらっしゃると思います。
出展する展示会に迷ったら、展示会のテーマやターゲット選びからトータルサポートしてくれる企業に相談するのがおすすめです。展示会の特徴をとらえてより良い成果を得られるよう、出展する展示会を適切に選ぶことから始めてみましょう。
私たちは展示会ブース設計・施工のエキスパートとして、様々な企業様の展示会出展をサポートしております。こうした実績から直近の展示会の動向の情報提供や、展示会出展の機会を有効活用するアドバイスもさせていただいております。
さらにブース全体のデザインや、当日の運営に関するご相談も承りますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社の展示会サポートについてご興味を持たれた方は、こちらのページでも詳しく紹介しております。