展示会出展には様々な経費がかかりますが、予め定めた予算内におさめる必要があります。それに伴い、補助金や助成金の申請を検討している方が多いのではないでしょうか。
一方で申請が複雑で大変そうといったイメージを持つ方も少なくありません。
この記事では、展示会出展に関する補助金や助成金の調べ方、申請時の注意点について解説します。
目次
補助金と助成金は、どちらも国や地方自治体、民間団体などから交付される資金のことです。似ているため混同されがちですが、交付してもらうための条件に違いがあります。
まず、補助金は、採択件数や上限金額があらかじめ決まっているものが多く、申請条件を満たして申請したとしても必ず受給できるわけではありません。
例えば、採択件数が8社しかない補助金に、20社の申請がある場合には、12社が審査に落ちてしまいます。
一方で、助成金は、一定の条件を満たして申請すれば、ほとんどの場合で資金を受給することが可能です。
どちらも申請条件が細かく決まっているため、よく調べて理解を深めることが大切です。
初めての展示会出展や、助成金・補助金の申請に慣れていない場合、どのようにあたりを付けるべきか迷う場面があると思います。ここではあらかじめ認識しておきたいポイントをご紹介します。
展示会出展で利用できる補助金や助成金を探す方法は、主に以下の2つです。
展示会出展で補助金や助成金を利用する際の申請方法は、種類によっても異なりますが、申請方法や必要な書類については共通する部分が多いです。
また補助金・助成金問わず、条件を満たしているかを確認する必要があるため、納税証明書などの書類の提出を求められます。補助金や助成金の趣旨に合っているものなのかなどの審査を行うために、事業計画書なども求められる可能性が高いです。
どの補助金や助成金であっても、詳細な必要書類などについては、ホームページなどで必ず説明が記載されています。申請する前には申請条件を含め、詳細をよく確認することが大切です。
展示会出展で補助金や助成金を利用する際は、気をつけるべきことがあります。それが理解できていないと、補助金や助成金の申請がうまくいかずに、受給できないという事態になりかねません。
そのような事態を防ぐためにも、以下で紹介する注意点も合わせて参考にしてください。
展示会出展のために補助金や助成金の申請をする場合には、必ず対象期間を確認することが重要です。出展を検討している展示会が補助金などの対象期間に入っていないと、申請しても対象外であるため、受給できなくなってしまいます。
例えば補助金の場合、枠が決まっており先着順のケースもあるため、注意するようにしましょう。
展示会出展に伴う助成金や補助金の場合、出展費用と施工費用では別の扱いになる場合があります。何にかかる費用を補うか、また補えるのか、受給対象となる経費がわかりにくい場合は運営する団体への確認が必要になります。
展示会出展に関連する補助金や助成金は、基本的に展示会が終わってから金額が決定し振り込まれます。展示会でいくら使用したのかがわからないと、自治体などが補助金の金額を決めることができないためです。
そのため、展示会の費用はすべて、一度自社で支払う必要があることを知っておきましょう。
中小企業が展示会に出展する際に利用できる補助金や助成金は、さまざまなものがあります。それらを利用することで、展示会出展の経費を大幅に削減できるため、展示会出展を検討しているのであれば、利用しない手はありません。ただし、展示会に関わる補助金や助成金を利用する際は、申請方法や注意点を理解しておく必要があります。
こうした状況から、補助金や助成金を調べて申請する際はある程度の時間がかかるため、日にちに余裕を持った確認が大切です。また、慌ただしい出展準備期間に備え、展示会出展をサポートするパートナー企業に相談するのがおすすめです。
弊社は創業70年を超える歴史で培った経験を活かして、企業の展示会出展のサポートをはじめ、展示会出典に関連した助成金・補助金の申請のご支援が可能です。
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