中央宣伝企画株式会社は、2024年10月2日(水)から4日(金)まで幕張メッセにて開催された展示会「総務・人事・経理Week」内「第14回 働き方改革 EXPO[秋]」に出展しました。
本展示会は「DX推進支援」「社内コミュニケーションツール」「オフィス改革」「会議ソリューション」など、働き方改革を実現する製品・サービスの最新トレンドが一堂に集まる展示会です。
弊社ブースでは“オフィスは共創のための基地”をコンセプトとするオフィス設計・施工サービス「Co-Working Base(コワーキング・ベース)」をご紹介しました。
今回の出展では、経営者・人事・総務の方に向けて「オフィス改革は未来への投資」をテーマにお話しをさせていただきました。その内容を、本コラムでご紹介したいと思います。
皆様の働き方改革のご参考になれば幸いです。
目次
オフィス改革プロジェクトを立ち上げ、経営側と従業員側からメンバーを集め、働き方をめぐる対話を通じ、双方にとって「ちょうどいい」落としどころを見出す作業を共に行うことをおすすめしています。一筋縄にはゆきませんが、相互理解がすすむことで組織の空気が変わります。
コンセプトワークの過程で、経営方針や成長戦略がメンバーに根付きます。貢献意識が芽生えてゆくことで「働き方を変えて生産性を上げよう」というマインドチェンジが起こること、自分の提案が方針を決定づけたという成功体験が得られることが大きな収穫です。言動や行動がポジティブな方向に変化し、いざオフィスが完成した時にも納得感を感じやすく、オフィス運営にも協力的になることが期待できます。
弊社は、そのプロジェクトの中で、対話のファシリテーション役を担います。その上でオフィスに必要な要件の整理をお手伝いし、従業員にとって働きやすく、経営側にとって維持しやすいミニマムなオフィス空間をご提案します。オフィス環境だけでなく裁量の高い働き方を裏支えする人事評価制度やIT環境についても経験に基づきアドバイスをさせていただきます。
労働生産性を上げたいという思いで働き方改革に取り組む企業様は多いです。しかしながら「従業員が働きやすくなるようにITやオフィス環境を充実させたいが、大きく費用がかかるため一歩を踏み出せない」このような声もお聞きします。
わたしたちはこうした状況に着目し、自律的な働き方を支える労働環境の整備への投資の原資をオフィスの縮小移転でつくり出すことをおすすめしました。
一例として、弊社のオフィス縮小移転をご紹介しました。テレワークを導入し出社率が低くなっていた私たちは、床面積3分の1のオフィスへ縮小移転しました。移転にかかる経費をオフィス賃料の削減効果で捻出できた形になります。
オフィスの規模は小さくなりましたが、従業員の中で働き方を変える意識が高まる良い節目となりました。コンパクトでありながら快適なオフィスになるように配慮したことで従業員の自律性を高めて企業の成長につながるフレキシブルな働き方が実現。組織の中にコミュニケーションやコラボレーションが促され、多くの新しいチャレンジが生まれています。
働き方改革=業務効率化と考える方は多いのではないでしょうか。業務の代表格である会議を効率化しルーティンワークを省力化することで労働生産性は向上します。長くて決まらない会議から解放され、面倒な定型作業・日常業務がラクに片付けば、従業員のエンゲージメント向上にもつながります。
展示会では、従業員が効率良くそして楽しく働ける環境整備のポイントを3点ご紹介しました。
オフィスの設えや機能が働き方を決定付けると言っても過言ではありません。
直接体を委ねる椅子やデスクの使い心地の良さや、間仕切りや照明などよってつくられる空間の快適さは、仕事のパフォーマンスに直結します。
さらに座席や間仕切りを自由自在に動かし配置や間取りを変えらる、調光できる照明で部屋を好みの色温度や照度にできるようになったらいかがでしょう。その時々の業務内容や人数に応じたスペースを柔軟に瞬時に作り出せることで、さらに効率よく気分良く働けるようになると想像ができるのではないでしょうか。
目的に合わせてオフィスを変えるという行動から、従業員の自律性が育まれます。もっと効率よく、もっと快適にするにはどうしたら良いのか、日々考え工夫しながら仕事をすることで、発想もポジティブに変化します。
フレキシブルな空間設計を採用することでオフィス規模をコンパクトにし、経営面に大きなインパクトをもたらします。オフィスの維持に関わる経費を削減しつつ効率よく働けることで、労働生産性が高まります。
この度の出展ではキャスター付きのデスクト椅子、そしてモニター台を展示し、来訪されたお客様に実際に使い心地を試していただきました。
コロナ禍以降、テレワークやオンライン会議が普及しましたが、「会議の生産性が下がった…」とお悩みの企業様も多いと思います。実は弊社も同じでした。オンライン会議に慣れるまでは試行錯誤の日々。そもそもコロナ禍以前の会議がうまくいっていたのかと振り返ってみると、対面であっても効率的とは言えませんでした。
私たち自身の経験を踏まえ、業務効率化でお悩みの方に会議室の改善を提案しています。
会議でもっとも重要なのは進行能力=ファシリテーションであり、会議に則した座席レイアウトとデジタルツールが議事進行をサポートします。弊社では、先述した座席レイアウトを自由に変えられる空間デザインと、デジタルホワイトボード「MAXHUB」の活用をおすすめしています。
「MAXHUB」はAll in Oneタイプのデジタルホワイトボード。オフライン会議・オンライン会議両方の生産性を上げる機能を持っています。
近年の会議で問題になるのはオンライン参加者の方が「どの部分について話題にしているのか」分からなくなるという点です。特に会議室と同時開催で進むハイブリッド会議の場合、会議室の進行にオンライン参加者がついていけなくなることが多いのではないでしょうか。こうならないためには、会議室ではデジタルホワイトボードで画面共有を行いながら会議を進めていく必要があります。リアルの参加者はもちろん、オンライン参加者にも情報を伝えやすいデジタルツールによって、ハイブリッド会議の伝わらない問題を解決することができます。