オフィス移転や改装のタイミングで、オフィス家具・家具を選ぶ必要があります。しかし、既存製品だと「オフィスの雰囲気に合わない」「収納スペースだけで空間が埋まってしまう」「使いにくさが目立つ」と悩みも多く出てくるでしょう。そこでおすすめするのがオーダーメイドオフィス家具です。
今回はオーダーメイドオフィス家具とは何か、取り入れるメリットや事例をご紹介します。これからオフィス移転・改装を考えている方はぜひご参考ください。
目次
オフィスの中を見てみると、大半面積を占めるデスクエリアや会議を行うミーティングルーム、収納スペースなどさまざまな什器・家具によって構成されています。オフィス家具は業務だけでなくオフィスの雰囲気に直接かかわるため、選び方は大切です。
既製品から選ぶこともできますが、使いやすい機能やデザインを一度に叶えようとすると、
オーダーメイドオフィス家具とは、オフィスの大きさや活用方法に合わせて一からデザインし、作るものです。
実際に使う従業員や、場面・場所を中心にデザインしたオーダーメイドオフィス家具。オフィス活用の課題解決と同時に、働き方の改善にも効果が期待できます。
ここではそのメリットを4つご紹介します。
テレワーク導入によるオフィス縮小やサテライトオフィスなど、最低限のスペースを持つコンパクトなオフィスが現在増えています。オーダーメイドであれば多目的な家具も制作でき、必要な要素をコンパクトに集約可能。空間効率が上がり、オフィス家具の機能性も十分引き出せます。
特殊な間取りのオフィスでは、既製品だとなかなか合わないことも多いです。オーダーメイドは空間・間取りに合わせられるため、無駄なくオフィス家具を配置できるのもメリットと言えるでしょう。
また家具の見た目も統一でき、インナーブランディングにも役立ちます。オフィス空間をおしゃれで洗練された雰囲気に作り上げたいという方にもおすすめです。
例えば「テレワーク導入でデスクエリアは従来の1/3にしたい」「とはいえ時々はミーティングルームも必要」など企業ごとにオフィスに求める役割はさまざまです。こうしたさまざまな働き方にオーダーメイド家具はフィットできます。
「オフィスに合う家具」を選ぶことで効率的に業務を進行でき、生産性を高める効果も期待できるでしょう。従業員のやる気や集中力UPなど、ワークエンゲージメントの向上にも繋がります。
さまざまなメリットがあるオーダーメイドオフィス家具。最も気になるのはその使い心地かもしれません。今回は、弊社でも活用しているオリジナルオフィス家具の事例を2つご紹介します。
まずは社員からも人気のワークテーブルを見ていきましょう。
テレワーク導入を前提に、弊社ではオフィスの縮小移転が決まっていました。そのため、狭いオフィスでも活用できる「多機能なワークテーブル」を企画。オフィスデザイン事業のコンセプトでもある、オフィスに必要な要素を抽出しミニマムに構築しなおす「コワーキング・ベース」にマッチするワークテーブルです。
ワークテーブルは“多用途”にこだわり、3つのポイントを押さえて制作しました。
天板は広めにとり、実物をテーブルの上に置きながら複数人で会議できるようになっています。本体は2つに分かれる仕様で、キャスターを付けて女性の力でも楽に移動できるようにしました。これで、さまざまな人数規模の会議に活用できます。
さらに大人数の会議では、エクステンション天板を引き出しスペース拡大も可能です。
足元には書籍を収納できる十分なスペースを作り、天板の掘り込みには作業道具の収納場所を作りました。ワークテーブルはオフィス中心に置かれているため、側面には引き出し収納を取り付けて従業員の共有物を収納しています。
必要な備品を1カ所に集約することで従業員同士が自然とテーブルに集まるため、コミュニケーションがとりやすくなりました。また、さまざまな種類の取っ手を引き出しにつけて、見た目にも遊び心を演出しています。
このようなオフィスの雰囲気を楽しくしてくれる見た目と使い勝手の良さが、このワークテーブルの特徴です。テーブルと収納家具が一緒になっていることで省スペースにも繋がりました。
クリエイティブな業務やそれにまつわる会議がある弊社では、収納用・作業用・会議用を兼ね備えた可動式ワークテーブルが働き方にマッチすると判断しました。ワークテーブルには会議・収納だけでなく、実務もこなせる設計が盛り込まれています。
すべてを一つのワークテーブルで済ませることで作業導線も短くでき、生産性向上を目指しています。
実際にワークテーブルを利用しているスタッフに、使い心地のインタビューを行いました。
机が大きいので、図面や資料をみんなで囲んで作業します。
図面やサンプルを思いっきり広げた個人作業も快適です。
カタログやサンプル帳、備品や文具の収納にも便利です。
弊社では内装デザイン・設計も行っており、造作家具の手配もワンストップで対応可能です。2例目は窓側の作り付けハイカウンターテーブルをご紹介します。
こちらのオフィスを選ぶきっかけに、採光を目的とした横に広い窓がありました。景観も良く仕事中のリフレッシュにもつながると思い、横広窓に合うサイズのオーダーメイドの作り付けハイカウンターを設置。フリーアドレス、フリーローケーションの弊社では、座席を自由に選ぶことができます。その中でも社員から人気の高いエリアです。
作り付け家具の特徴を活かした、3つのポイントをご紹介します。
テーブルの大きさは建物構造に合わせた寸法で作られています。デッドスペースがないため空間効率がアップしました。
先ほどのワークテーブルと高さ・天板・棚部分のデザインを統一。全体の雰囲気にも統一感が出ています。
足元には十分な収納スペースを確保。さまざまな使い方を想定し、収納部はオープン・扉付きどちらも備えています。
カウンターの上には埋め込みコンセントを設置。ごちゃごちゃしやすい配線周りをすっきり納めて、作業しやすいテーブルを目指しました。
実際にカウンターテーブルを利用しているスタッフに、使い心地のインタビューを行いました。
立位の作業にも適した高さで使いやすいです。
電源を使いたい時、コンセントにすぐ手が届くので便利です。
外の景色を見ながら気分を変えて作業をするのに最適!
オフィス空間のさまざまなお悩みを解消する、オーダーメイドオフィス家具。多目的な活用が可能なため、空間を効率活用するだけでなく働き方改善にもお役立ていただけると思います。
弊社ではオフィスのコンセプト作りからオーダーメイドオフィス家具制作をご提案いたします。
オリジナルオフィス家具の詳しいご紹介資料はこちらよりダウンロードできます。今オフィス作りでお悩みの方はぜひご参考ください。
イベント造作や大道具制作を原点とする私たち中央宣伝企画は、柔軟な納期と高い品質のバランスで様々なお客様のご要望に応えてまいりました。空間演出のエキスパートとして空間を通じて思いを伝え、人と人をつなぐことで培ったノウハウを積み重ねております。
これらの特徴を、オフィスデザインや什器の制作に活かしてご提案させていただきます。 ご相談、お見積もり依頼などは下記のお問い合わせフォームよりお送りください。