ご好評のうちに本展は終了いたしました。ご来場頂きましたお客様には深く御礼申し上げます。
弊社にて会場施工を担当させていただきました、以下の展覧会のご案内になります。
展覧会名:特別展「 桜 さくら SAKURA 2020 ―美術館でお花見!―」
会期:2020年3月14日(土)~2020年5月10日(日)
場所:山種美術館
時間:午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(但し、5/4(月)、5(火)、6(水)は開館、5/7(木)は休館)
入館料:一般1300円(1100円)・大高生1000円(900円)・中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催にともない、現在、国際的に日本への注目が高まっています。
なかでも文化・芸術への関心が向けられることの多いこの機会に、山種美術館では、日本を象徴する花として愛されてきた、桜を描いた絵画を一堂に展示する展覧会を開催いたします。
古くから日本の山野に自生していた桜。中世、近世では貴族、武家など上層階級を中心に自邸や名所の桜が鑑賞され、
江戸時代には多数の品種が生み出されるとともに、花見が庶民にまで広く浸透し、日本人の桜に対する愛着は一層広がりをみせます。
爛漫と咲き誇る華やかさと、はかなく散る移ろいやすさを併せ持つ桜は、芸術においても、古来詩歌に詠まれ、調度や意匠に取り入れられ、あるいは絵画化されるなど、多彩に表現されてきました。
本展では、日本人の美意識と深く結びついた桜に焦点をあて、所蔵の近代・現代日本画の中から約50点の作品をご紹介いたします。
満開の桜の下に女性たちが集う様子を描いた菱田春草《桜下美人図》、桜の名所として知られる吉野山(奈良)を題材とした奥村土牛《吉野》、
名木「三春の滝桜」(福島)に取材した橋本明治《朝陽桜》、また、『太平記』にみる児島高徳の「忠義の桜」の逸話を題材とした橋本雅邦《児島高徳》など、
風俗、名所、物語をはじめ、さまざまな主題の作品に桜は登場します。
2020年春、桜の絵画で満開となる美術館で、近代・現代の日本画家たちによる、多彩な桜の表現をご堪能ください。
お得な割引サービスやイベント等、詳しくは下記公式ホームページにアクセスしてください。
http://www.yamatane-museum.jp/exh/2020/sakura2020.html
橋本明治《朝陽桜》 1970(昭和45)年 山種美術館